自己啓発本を読み漁って意識を高めてみた

自己啓発本を読んでその感想を書いていきます。

10倍売れるWebコピーライティング ~コンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方~ 書評

こんにちは!

以前、入社1年目で差がつくパソコン術: 20代で「結果を出す人」の教科書 (知的生きかた文庫)を読んでショートカットキーやその他のパソコン術を学びました。

今回は、実際に売れるライティングページがどのようなものかを、下記の本を読んで勉強していこうと思います。

 

10倍売れるWebコピーライティング~コンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方~ バズ部著

 

著者のバズ部とはいったい!?

本書の内容に触れる前に、少し著者について話させてください。

著者のバズ部ですが、サイトの作り方、集客、SEO、コンテンツの作り方などが詳しく解説されている巷では非常に有名なブログです。

そして、本書の内容もこのブログ内で書かれている内容とリンクしている箇所が多々あります。

2015.5.22 を最後に更新が止まってしまっているようですが、今現在も非常に役に立つ内容が無料でたくさん掲載されているので興味のある方は是非覗いてみてください。

 

コピーライティングに必要な4つの基本

著者によると、コピーライティングには以下の4つの抑えるべきポイントがあるそうです。

1.キャッチコピー

2.ボディコピー

3.クロージングコピー

4.追伸

 

 

1.キャッチコピー

キャッチコピーは、顧客の心を掴み次のボディーコピーまで進んでもらうためのものです。

しかし、最初に顧客の目に入ってくるものであり、ここで離れていく顧客が殆どなので、どうすれば次に進んでもらえるのかを考える必要があります。

そこで重要となってくるのが、顧客の欲求を刺激することです。欲求を刺激することによって初めて顧客は次の段階まで進んでくれるのです。

 

また、欲求を刺激するキャッチコピーには、

①快楽を得る  

②苦痛を避ける 

この2つ特徴があり、これを満たしていないキャッチコピーでは顧客の関心を引くことができないと著者は述べています。

 

 

2.ボディコピー

キャッチコピーで関心を持ってくれた顧客が次に読んでくれるのがこのボディコピー。

ここでは、顧客の不安や問題を解決し、商品の購買欲を高めてもらう必要があります。

 

主に顧客が悩んでいることには、

①結果・・・得られる「結果」
②実証・・・その結果が得られる理由を「実証」
③信頼・・・商品を「信頼」できる理由
④安心・・・効果があるという「安心」

この4つの特徴があり、これらの満たしてあげることで顧客は安心して商品を購入しようと考えると著者は述べています。

 


3.クロージングコピー

購買意欲を持っている顧客の背中を押す役割を担うのがこのクロージングコピーです。

一言に背中を押すといっても、ここで顧客が商品を買うか買わないか決める箇所と言っても過言ではないほど重要な箇所です。

なぜなら、人は物事を先延ばしにする習慣があり、その商品に興味を持っていても

「また今度にしようかな...」

ということになりうるからです。

 

顧客への最後の一押しに有効な手段として、

①簡便性 短期間での効果、簡単に使用できる 等
②希少性 期間限定、先着100名 等
③特典  付録、割引 等
④保証  返品、アフターサービス 等 

この4つがあり、商品にこれらの付加価値を付けることで顧客の心は大きく揺らぎます。

 


4.追伸

斜め読みでもライティングページの内容が分かるようにするのが追伸の役割です。

なぜなら、悲しいかな良い文章を書いても多くの顧客はボディーコピーとクロージングの半分は読み飛ばすからです。

そこで、最後に要約を持ってきて斜め読みで何となく内容を把握した顧客にその商品の魅力を伝える必要があるわけです。

 

 

読んだ感想

なによりすごいのが、本が非常に薄いこと!

そして、薄いにも関わらず実践的な内容がぎっしり詰まっていること。

今回はコピーライティングに必要な4つの基本的な要素にスポットライトを当てていましたが、

「実際にライティングページを作りたいけどどうしたらいいのか分からない!」

という人にも嬉しい具体的にこうすれば売れるということも事細かに書いてあります。

 

また、売れるライティングページの作り方はもちろん、商品が売れる仕組みそのものを学べた気がします。 

なので、ライティングページ製作に興味がある人以外にも商品を売る仕事に関わる全ての人に読んでほしい一冊です。

 

気になった方は是非手に取ってみてくださいね!!