自己啓発本を読み漁って意識を高めてみた

自己啓発本を読んでその感想を書いていきます。

「原因」と「結果」の法則 書評

あけましておめでとうございます!

 

2016年も終わり2017年になりましたね!

今年も皆様にとって良い年になるように祈っております!

 

さて、そんなこんなで新年一発目に読む本は

これ!

「原因」と「結果」の法則   ジェームズ・アレン著

 

非常に人気があり、ページ数も100p程とそんなに多くないので、

帰省の新幹線で読むにはちょうどいいかな~?

と思い、この本にしました。

 

 

 

内容紹介

 デール・カーネギーオグ・マンディーノなど、現代成功哲学の祖たちが、もっとも影響を受けた伝説のバイブル『AS A MAN THINKETH』。聖書に次いで一世紀以上ものあいだ多くの人々に読まれつづけている、驚異的な超ロング・ベストセラー、初の完訳!
「私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。私たちがどんな策略をもちいようと、その法則を変えることはできません。『原因と結果の法則』は、目に見える物質の世界においても、目に見えない心の世界においても、つねに絶対であり、ゆらぐことがないのです」

 引用元:Amazon CAPTCHA

 

とりあえず、長い間ずっーと人気な本なんです!

物質の世界やら心の世界やら難しそうではありますが、内容は至ってシンプルで非常に読みやすいですよ!

上にも書いたとおり、ページ数も少ないので移動時間など時間の合間に読むのに最適です!

 

 

目次

➤訳者まえがき

➤はじめに

➤思いと人格

➤思いと環境

➤思いと健康

➤思いと目標

➤思いと成功

➤ビジョン

➤穏やかな心

➤訳者あとがき

 

 

目次を見てもらっても分かる通り、筆者は「思い」というワードを非常に重要視しています。

これは、筆者が「人格・健康・目標・成功はすべて自身(の思い)によって決まる」と言うことを伝えたいためです。

タイトルの意味から考えると、「原因(自身の思い)」が「結果(人格・健康・目標・成功)」を生み出しているということができそうですね。

思いが行動になり、行動が結果を生むというのが筆者の考えのようです。

 

たとえば、健康を例に出してみましょう。

常日頃から暴飲暴食を繰り返し運動もしない人が病気になったとします。

これは、暴飲暴食や運動不足が「原因」となって病気と言う「結果」を招いたのです。

つまり何事にも原因があってそれは必ず自身の中にあるわけです。

 

 

大事だと思ったこと

この本の中で重要だと思ったことを2つ挙げるとするならば、

1.「原因」があって「結果」がある

2.「原因」は必ず自分の中にある

この2つではないでしょうか。

 

1.「原因」があって「結果」がある

タイトルの通り、この本はすべての物事には何らかの「原因」があってその「結果」が生まれているということを説いている本でした。

原因があって結果があるというのは当たり前と言えば当たり前のことなのですが、それでも生活をしている内にそういったことを忘れてはいませんか?

本書ではそれを思い出させてくれます。

 

2.「原因」は必ず自分の中にある

筆者は「原因はすべて自身の中にある」と本の中で何度も言っています。

つまり、今現在自分を取り巻く現状や過去に起こった出来事はすべて自分が引き起こしているのだと筆者は主張しているのです。

そして、この考え方こそ幸せな人生を歩むために必要なことであると筆者は述べています。

 

個人的な感想

ベストセラーとして今も人気な理由がよく分かりました。

(ちなみにこの本は1902年に執筆されているので、100年以上人気を保ち続けています。すごい!!)

 

読んだ感想としては、現状に悩んでいる人などにはもってこいの一冊のように思います。

逆に、今の状況に満足しているような人にはあまり本書は必要ないかもしれません。 

劇的に考え方が変わるというような一冊ではなく、ふと立ち止まって自分を見つめ返したい時などに読むといい一冊のように思います。

 

また、

「結果にはそれを引き起こす原因があり、その原因は必ず自身の中にある」

と言う考え方を常に自身の中に持っていようと強く思える本でした。

何か悪いことが起きると人はどうしても

「あの日は○○だったから…」

「○○があんなこと言うから…」

と環境や他の人のせいにしてしまいがちですもんね!

そこで自身の中に原因を見つけられるかどうかが成長につながるというのは非常に良くわかります!

2017年は環境や他の人に原因を探すのではなく、自身の中に原因を探せるような年にしたいものですね!

 

 

そう...僕が今風邪をひいているのもこたつで寝るという原因のもとに生まれた結果なのです...

すべてはこたつの誘惑に負けてしまった自分が悪いのです...

 

...正月太りでお悩みのそこのあなた!

悪いのはおせちを食べ過ぎたあなた自身ですよ!!

 

余談ですが、この本のシリーズは現在

「原因」と「結果」の法則

まであるそうです。

この本が面白かったので、他のシリーズもまた読んでみようと思います。

 

 

スマイルポイント
読みやすさ  ☺☺☺☺
内容充実度  ☺☺☺
意識の高まり ☺☺☺☺